MANX RALLY 準備記

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10:55 BA0006 便で空路イギリスへ。
ロンドン乗り継ぎで、マンチェスターに着いたのは18:40。
出迎えてくれた現地パートナーの車で、サウスポートの彼の家へ。
先に着いていたラリー車と2ヶ月振りに再会しました。

聞いたところによると、コドライバーはもう紙の上でラリーを2度ほど走ったとか。
「キッツイなー」が感想でした。

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競技者向けのインフォメーション

ロードブックに続いて、競技者向けインフォメーションがメールで届きました。
90年代に続けて参戦していた頃は、資料全般郵送でした。オンラインでエントリーできたことといい、時代の移ろいを感じます。
氣谷/溝井組のゼッケンは 142 番。モダンカーカテゴリーと併催の為、ヒストリックのゼッケンは全て100番台です。
ヒストリックには44台のエントリーが出揃いました。
うち半数を超える23台が Ford Escort 、次いで多いのがPorsche 911で8台。ミニは赤2台青2台、全部で4台。エントラントは殆どがイギリス人で地元マン島からのエントリーも多く、 海外からはフランスから1人、それと我々日本からが1組でした。わざわざあんな怖いラリーに、遠くから出かけていかないんでしょうか…。
内容はレッキ(試走)、車検、日程、罰則金のことまで。整然と、そして淡々と、時間の約束事など連絡事項が記してあり、普段の仕事よりよっぽど厳しく管理されます。
こうした揺るがないレギュレーションがあって、平等な戦いができるわけです。

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ロードブックが来た!

遂にロードブックが届きました。
先発組(ラリークルー)は7月2日に出国してしまうので、ヒヤヒヤしていましたが… DHL で送られてきました。

中身は...
 
アイデンティティフォーム
(車の身分証明のようなもの)
ルートマップ/ロードブック各2部 (Day 1, Day 2)

ルートマップ・ロードブックを確認したところ、相当に過激な雰囲気です。急に現実味を帯びてきて一瞬気分が悪くなりました。 奇しくも、今日は渡英メンバー全員(サービスクルー、スペクテイター含む)集まってミーティングの日で、サービス・スペジュールの打ち合わせ。

今回はニューマシンなので、MSA(Motor Sports Association)の車輛アイデンティティフォームも取り直しました。参戦する車輛は、予め MSA の定める書式で車輛の仕様の一切を提出し、承認を受ける必要があります。2週間程前に届いたのですが、アクシデント!クラス分けが B2(1960年代の車両が対象) のはずがA2(1950年代の車両) と記載されており、慌てて問い合わせて正しい物を送り直してもらいました。

やっと来る物が来て、揃ったという印象です。
さぁ、あと出国迄5日。

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ラリー車、イギリスの土を踏む

5月3日に横浜港を出港したラリー車。ちょうど1ヶ月半 かけて一足早くイギリスへ無事到着、リバプールで現地パートナーが受け取ってくれました。 送り出してからというもの、別件(インポートカーショー)の支度に大わらわでラリーのこと は頭の隅っこに追いやられ、復帰=久しぶりのステージ、しかもターマック⇒怖い!!と、 ラリーのことを思い描いて手に汗握るようなこともなくここまで来ました。
慌ただしいままに気付けばスタートラインに立っていた、そんな感覚でいいんだよ、とコ・ドライバーと 今日、笑ったところです。
さぁ、ショーが終わったら、クルーはレッキ (RECCE : 試走)があるので10日で出国。 節目づくしの年だからか、いつになくせわしない今年のグレイスです。